【就活で気になるトコロ】産業保健師の役割・年収・年齢層・残業・求人数について

産業保健師について

皆さんは就職や転職をするときに、重視していることは何でしょうか?

〇〇〇がしたい!とやりたい仕事であることはもちろん、
「残業があっても良いから稼げるだけ稼ぎたい」という給料重視の方や、
「正直仕事よりプライベートが大事、趣味のために自分の時間がほしい」というQOL重視の方、
「とにかく誰かの役に立てれば・・・」とやりがい重視の方など様々かと思います。

産業保健師という職業の給料や役割などを含めて、転職・就職にあたり気になるところをまとめました。

そもそも産業保健師とは何なのか、どういった仕事をしているのか、年収や働く年齢層など参考にしていただけると幸いです!

役割

産業保健師は、企業で働く従業員が健康で安全に働くための職場環境づくりを行います。産業医や社内の健康管理担当の部署と連携をとり、労働者の心身の健康管理が仕事です。具体的な仕事内容については、こちらの記事にまとめています。

従業員の方が安全に、健康で働けるよう、会社・従業員ひとりひとりと関わります。

年収

産業保健師の年収は、約300万~800万が相場です。

企業に勤めているため会社により給与は異なり、企業規模が大きいほど高収入になります。
大企業で健康保険組合(以下、健保)を設立しているところでは、保健師として健保に勤めることもできます。その場合、所属は企業でなく健保になるため給与は異なります。

経験年数も影響し、職位が上がれば給与もアップしていきます。
地方か都心部かによっても差はあるかと思います。

夜勤がないこともあり、看護師を経験していると大幅な収入減と感じる就職先がほとんどではありますが、会社によって異なるため探せば良い条件の会社に出会えるかと思います。

また派遣社員は高時給で働けるところが多いです!

看護師からの転職だと、給料が下がりますがQOLは上がります!」

働いている年齢層

産業保健師として働く世代は、30~40代の女性が多い印象です。(主観ですが)
私もそうですが、看護師を経た後に第2のステージで働いている方が多いかと思います。ワークライフバランスを整えやすい職業のため、続けやすく人気が高いです。現代はテレワークが普及していますが、産業保健師も働き方によっては可能です。

また求人として、「条件:保健師(産業保健師)経験〇年以上」と提示している企業が多いです。産業保健師は一人職場で働くケースが多く、その場合はすべて自分で管理し働く必要があるため、それなりの経験と知識を備えている必要があります。そのため相応の年齢層になります。

そう言ってしまうと、「20代は少ないのか・・・」とか「若いうちから産業保健師になるべきではないのかな」と感じる方もいるかもしれませんが、そういう訳ではありません。現に私は20代で周りに同世代の産業保健師もいますし、新卒の早いうちから産業保健師として勤めるのは良い選択であると思います(※「看護師経験の必要性の有無」についてはこちらの記事でかいています)
その場合気になるのは、「未経験OK」と「研修制度あり」とうたっている求人情報の有無だと思いますが、あるにはあります!ただ、タイミングが本当に重要です・・・。

とにかく、「産業保健師になりたい」と思ったときに就職・転職することは間違いではなく、遅いも早いもないです!

残業

産業保健師は、残業はほぼないです。
企業にもよりますが、あっても1時間未満の会社がほとんどかと思います。

「暇なのか?」と思われる方もいるかもしれませんが、全くそんなことはありません。はっきり言って忙しいです。やることは多いですが、それを行うスケジュールや割り振りは自分で決めることが出来るので定時で帰ることが出来ます。逆に言えば、そのスケジューリングがしっかり出来ないと大変なことになりますが・・・(笑)自分で管理して仕事を行っていけるので、自由度は高い仕事です。

看護師経験がある方は、残業が当たり前で「残業込みの時間が定時」的な思考回路になっている方もいらっしゃるかもしれませんが(私がそうでした)、日本国にはきちんとした労働基準があり定時が設けられていますので、しっかり働いたら決められた時間に帰れる世界戦で生きましょう(泣)

また残業に苦しんでいる社員の方をフォローしていくのが産業保健師の勤めなので、残業して自分が苦しんでいる場合ではないです、支えていきましょう。

多忙な中で上手にスケジュールを調整できる方は、自由度が高く働きやすい職業だと思います。

求人数

悲しいことに、とにかく産業保健師の求人は少ないです。そもそも狭き門であること、そして働きやすくやめる人もいないので欠員がでることもあまりないという・・・。
派遣であれば意外と求人がありますが、正社員は希少です。「未経験採用」という条件付きになると、さらに減ってしまいます。

ただ、「募集がゼロになる」ということはないです。何かしらの産業保健師の募集はあります。
と、私が転職活動しているときに転職サイトの担当さんから言ってもらいました(笑)
もちろん都心部の方が求人数は多いので、可能であればそちらを含めて就活するのも一つかもしれません。

自分の望む条件の求人がでるまで、とにかくタイミングをまつことが大事です。
私は半年以上待ちましたが、運が良い方みたいです。

自力で就職口を探すのはどうしても限界があり、開示されていない情報ももっていたりする転職サイトを活用するメリットは大きいと思います。

まとめ

というわけで、産業保健師は勤め先によって年収は様々ですがQOLが高い仕事です!

就職・転職に関しては、何のために、何を重視して働きたいか、じっくり考えて決めることが1番重要かと思います。
「自分のやりたいこと」って、意外と何かわからなかったりしますし正直やってみないとわからないこともあるので難しいところですが、たとえ失敗しても後悔がない選択にするために、このサイトがお役に立てれば幸いです!

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